
第24回 大会ルールについて

前回、前々回とオンライン大会とオフラインイベントの開催についてお話してきた。
順位を競う上で、プレイヤー同士は公平な勝負をしなくてはならない。プレイヤーにとって公平な立場を作るためにルールを作り、お互いが同等の立場になれフェアなプレイができるルールが必要である。
今回はそういったルールを作る上でのルールの決め方などを紹介したい。
順位を競う上で、プレイヤー同士は公平な勝負をしなくてはならない。プレイヤーにとって公平な立場を作るためにルールを作り、お互いが同等の立場になれフェアなプレイができるルールが必要である。
今回はそういったルールを作る上でのルールの決め方などを紹介したい。
ルールの決め方
既にコミュニティが確立していて、今までに大会開催の事例があるゲームタイトルならば、以前に使われた大会のルールをベースにすれば比較的簡単に新しい大会のルールを作ることが出来る。しかし新しいタイトルのゲームでルールを作る場合は大会開催者がそのゲームを熟知する必要がある。
対戦方式
対戦方式については、各ゲームによって様々なゲームモードがある。一般的なのが「Team Deth Match」モードや「デモリッション」などが良く知られている。また、各ゲームごとにゲームモードのトレンドがあり、大会を行うゲームによってトレンドを調査する必要がある。例をあげるならばCounter-Strikeの大会などでは、デモリッションが主流でほとんどがこの方法を使い大会が行われている。
使用禁止武器、アイテム
ゲームによっては武器の性能が著しく高いものがあり、また課金製FPSなどではゲームバランスを著しく損なう課金アイテムが多数存在することが多いので、これらのアイテムは慎重に検討し使用の制限を行った方が良いだろう。
参加プレイヤーに求めるもの
国内で開催される大会であはあるが、国外からの参加者なども参加することがあるので、原則として日本語が流暢に話せるなどの記載をしておけば、スムーズに大会を進行できる。また連絡手段としてのIRCを使う場合などはIRCへの参加も義務付ける方が良いだろう。
草案がまとまったら
草案ができたのならコミュニティサイトなどのフォーラムに投稿し、ルールの修正や意見をもらいルールを煮詰めたほうが良い。コミュニティからの意見を貰うことで、自分でも気付かなかった問題点を指摘してもらえる可能性がある。
こういったコミュニティ全体が協力して1つのものを作る事で結束が生まれより良い大会が開催できるのである。
違反行為について
違反行為については、プレイヤー同士が納得いく対戦をしてもらうためにも、きっちりと違反者への処罰や対処などをしっかりと決めておかなければならない。
バグ技
これもチートと同様にきっちりと使用の禁止を促さなくてはならない。よく知られているものはマップのテクスチャーの切れ目などを見つけ、そこから敵の動きなどを見るといった行為や、オブジェクトを利用して普通では行けないような場所までと行けてしまうといった多種多様の技がある。
このようなバグ技の使用は開発者も意図しない行動となり、また試合のバランスを著しく下げる事があるのできちんと規制しなければならない。
チートについて
チートとは「ズル」や「騙す」と言った意味であり、チートソフトを使うことでプレイヤーの動きや射撃などの補助をするソフトウェアである。チートはスポーツ選手で言えばドーピングをするのと同じで、著しくゲームバランスを乱すことから使用を硬く禁止されており、発覚するとアカウントの削除など重たい処罰を下される。
チートソフトで代表的なものは、ゲーム中マップの壁を全部消してしまい相手の場所を特定できてしまうものや自動的に的に照準を合わせるツールなどゲームを根本から破壊してしまうものなど様々、手をかえ品をかえ登場している。
またこの他にハードウェアチートといって代表的なモノでは、クロスヘアーの無いゲームに画面に直接シールを貼り簡易的に照準を作ってしまうこともチート行為ととられてしまうことがある。
しかし、ハードウェアチートは人によって考え方が違い、チート行為だと自覚していないプレイヤーが居ることに注意する必要がある。
チートソフトの対策として、ゲームには不正プログラムを監視するプログラムが内包されている。日々監視プログラムはアップデートされ、新種のチートソフトにも対応しているが、その監視プログラムさえも回避してしまうモノが存在する。このようにチートソフトとアンチチートソフトのいたちごっこの状態となっており、アンチチートソフトでチート行為を完全に防ぐことは難しい。
大会を行う上での対策として、アンチチートソフトを使うことはもちろんだが、観戦モードが使えるのならば、プレイヤーの視点で観戦し人間の目で直接確認が出来る方法を入れると取締りを強化できる。
違反プレイヤーへの処罰
上でも述べたチートツールの使用、バグ技の使用など禁止事項を明記しても大会で使用する者がいるのであれば、厳しく対処をし再発防止に努めなければならない。
使用している参加者が発覚すれば、オフラインであれば試合途中に関わらず試合を止め使用者を失格処分にするなど、早急な対応をしなければならない。
また、オンライン大会であれば観戦者として試合中でも監視が出来るので、証拠のスクリーンショットやデモなどを取り確認が取れ次第、失格や以降の大会を出場停止にするなどの厳しい処分を取ると良いだろう。
なお海外では、違反者のPCを破壊するなど厳しすぎるのでは無いかと言うような処罰の実例も存在している。大会などで違反行為が発覚すると厳しい罰の他、所属していたコミュニティでの信頼を一切うしなってしまうことにもなるので、絶対にチート行為をしてはいけない。
また、一FPSプレイヤーとしてのモラルの欠けた行動がゲーム事態の評価を下げてしまうことにも繋がっていく。
FPSはどんなに強い相手とでも、正々堂々と真っ向勝負を挑むのが「Cool」なスタイルなのである。
このようにルールをきちんと決めておけば運営もスムーズに運び、またプレイヤがお互いに公平な立場で納得いく試合環境を提供できるのも開催者の努力しだいなのである。
次回は大会形式についてお話をしたい。





























