
松井先生のクランお悩み相談室:第9回「クランメンバーとオフ会をやってみたい!(後編)」

オンラインゲームにおけるクラン運営に関連するさまざまな悩みに答えていく「松井先生のクランお悩み相談室」。
World Cyber Games日本予選プロデュースをはじめ、様々なe-sportsイベントに携わり、自身もオンラインゲームのクランを運営している株式会社グルーブシンクの松井悠が皆さんのご相談にお答えしていきます。第9回目はクランメンバーとのオフ会についての後編です。

今回は、「ゲーム系オフ会」について!!
1回間をあけてしまいましたが、今回はゲーム系のオフ会について。非ゲーム系のオフ会については第7回「クランメンバーとオフ会をやってみたい!(前編)」: http://www.dharmapoint.com/onayami_soudansitu/7 もあわせて読んでみてくださいね。
それでは、今回は、ゲーム系のオフ会、いわゆるLANパーティーついてですが、ここ10年ほどで、インターネットカフェやネット環境が整っているイベントスペースが増えていることもあって、ゲーム系のオフ会開催はずいぶん敷居が下がってきているという印象があります。自分で1からスタートするのもありですが、日本の各所で開催されているゲーム持ち込み可能なイベントにみんなで参加するのもアリでしょう。
現在、日本で行われているLANパーティーとしては「Tokyo Game Night」が有名ですね。こちらのイベントでは、自分でPC持って行かなくてもレンタルをしてくれるサービスもやっています。また、私が主宰している、「ゲーマーズラウンジ」は、家庭用ゲーム機メインのパーティーですが、ゲームプレイヤーのオフ会会場としても使ってくださるお客さまもいます。こういうスタイルのイベントに興味のある方は、一度のぞきに行ってみてはいかがでしょうか。
![]() 東京・阿佐ヶ谷のAsagaya/Loft Aを中心に行われているイベント「Tokyo Game Night」: http://tgn.himitsukichi.com/ |
![]() こちらは東京目黒のCafe Shionで私が主催しているゲームに関するありとあらゆる人たちの集まり 「ゲーマーズラウンジ」: http://c.mixi.jp/gamerslounge |
自分でゲーム系オフ会をやってみたい、というあなたに
自分でゲーム系のオフ会を企画したい、という方のために、これからいくつかオフ会運営のコツを伝授していきましょう。
もちろん、第7回の記事で紹介した「参加者の年齢確認」をすること、「未成年の飲酒や喫煙・深夜までの連れ回し」はダメ、といった社会のルールの遵守は基本ですからね。
また、前回紹介した、
・開催エリアの決定
・日程の調整
あたりは、ゲーム系のオフ会でも、非ゲーム系のオフ会でも、やることは同じです。
ゲーム系の場合は、ここで
・会場のチョイス
が重要になりますね。そこで、会場の選択方法ですが、まずは当然ともいえる、「プレイしたいゲームの環境は整っているか?」をチェックしましょう。最近では、都内のネットカフェをはじめ、ゲームオフ会用のレンタルスペースもいろいろな場所にありますので、インターネットで調べてみるといいですね。
インターネットカフェでの貸し切りイベントを行う場合、お店によっては、普段は入っていないソフトのインストールなどについても、人数や開催時間によっては相談に乗ってくれるところもあります。退去時にはもとのとおりに復帰することが条件となったりもしますが、お店に導入されていないゲームでも、ダメもとでお店の人に聞いてみてください。
また、お店やイベント会場などの手配が難しいようであれば、地元の公民館や貸し会議室を使うというのもアリです。ただし、一般の会議室や公民館の場合、電源やネットワークなどがそれほど強くなく、いざオフ会をスタートさせてみたらブレーカーが落ちまくる、なんてこともありますので、必ず事前にチェックをしておきましょう。
また、会場を借りる場合は、音について(ゲーム系オフ会では、ゲームの音はもちろんのこと、参加者が盛り上がりすぎて、他の利用者やお客さんからのクレームがくることもありますから)も事前に確認しておくと、トラブルになりにくいですね。
![]() インターネットカフェでのイベント会場といえば、秋葉原のアイカフェが定番になっていますね: http://www.i-cafe.ne.jp/akiba/ |
![]() ポータブルゲームカフェ「秋葉原集会所」「池袋集会所」では、貸し切りも受け付けています: http://shukaijo.com/ |
続いて確認しておきたいのは、運営予算です。会場を借りる、となると当然支払いが発生しますから、主催者や幹事さんたちの赤字にならないようにしておきましょう。初めてゲーム系オフ会を開催する場合は、事前に参加者と日程を確定させてから、その会費をもとに会場を探すというのが一番いいですね。
もし、会費で会場費がまかなえてしまって、少し黒字が出た場合は、個別に返金するのもいいですが、何か記念になりそうなグッズを作ってビンゴ大会の景品にする、あるいは二次会の足しにする、といったやりかたもあります。
また、ゲーム系のオフ会をやる場合は、参加者全員が閲覧できるチェックリストを用意しておくとスタートからのどたばたが少なくてすみます。特に、電源のマルチタップや、LANケーブルやハブ、携帯ゲーム機のACアダプターといったものはなるべく多めに持っていくといいですね(近くに大きな電化製品店があるのであれば、買いに行けばよいですが)。こういった情報のとりまとめは、第3回の記事で紹介したグループウェアなどを使ってみてもいいでしょう。( http://www.dharmapoint.com/onayami_soudansitu/3 )
普段オンラインで遊んでいる仲間と、オフラインで顔を合わせて遊ぶというのは、とても楽しいもの。皆さんも楽しいオフ会を成功させてくださいね。
こういったゲーム系のオフ会を何度かやっていくうちに、もしかすると、自分でイベントを運営したくなってくるかもしれません。ゲーム仲間と培った人間関係をその場でフルに活かして、みんなが楽しめるゲームイベントになったらステキですよね。その際は、ぜひ情報をお知らせください!

![]() 「みんなが楽しんで遊べる場所」を作ることができれば、そのオフ会は成功です。 ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。 |
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松井悠(まつい・ゆう)
株式会社グルーブシンク代表取締役。某対戦格闘ゲーム日本一になった後、ゲームイベントやクラブイベントの運営を多数行い、現在は世界最大のe-sportsイベントWorld Cyber Gamesや、International E-sports Festivalの日本プロデューサーを務める。日本におけるe-sportsの可能性を模索するため、IGDA日本デジタルゲーム競技研究会を発足した。なお、自身も2003年より、オンラインゲームクラン「teamStrayDogs」を立ち上げ、現在も様々なゲームで活動を行っている。
株式会社グルーブシンク代表取締役。某対戦格闘ゲーム日本一になった後、ゲームイベントやクラブイベントの運営を多数行い、現在は世界最大のe-sportsイベントWorld Cyber Gamesや、International E-sports Festivalの日本プロデューサーを務める。日本におけるe-sportsの可能性を模索するため、IGDA日本デジタルゲーム競技研究会を発足した。なお、自身も2003年より、オンラインゲームクラン「teamStrayDogs」を立ち上げ、現在も様々なゲームで活動を行っている。
■野良犬雑記
http://d.hatena.ne.jp/Y_Matsui/
■IGDA日本デジタルゲーム競技研究会
http://igdajapan-esports.blogspot.com/
































