
クランお悩み相談室:第17回「ゲーマーズラウンジへようこそ!」

オンラインゲームにおけるクラン運営に関連するさまざまな悩みに答えていく「松井先生のクランお悩み相談室」。
様々なe-sportsイベントに携わり、自身もオンラインゲームのクランを運営している株式会社グルーブシンクの松井悠が皆さんのご相談にお答えしていきます。第17回目は、松井先生が主催しているライフワークともいえるイベント「ゲーマーズラウンジ」についてのご紹介です。
「ゲームに関するありとあらゆる人が集まる場所」それがゲーマーズラウンジです。
ゲーマーズラウンジは、今からさかのぼること4年前、秋葉原のUDXビルの4Fにあったレストラン「東京フードーシアター 5+1」でスタートしたイベントです。当時、私はこの施設のプロデューサーを務めていまして、「週末のお客さんが少ないから人が集まるイベントができないか」とマネジャーから相談を受けたのがきっかけでした。そこで、併設されていた施設「3Dシアター」(現在は、UDXシアターとして営業中)での超特大スクリーンゲームプレイイベントとあわせて、2006年の5月にスタートして以来、現在は毎月最終土曜日に東京都目黒区洗足のカフェで開催されています。
コンセプトは「ゲームに関するありとあらゆる人が集まる場所」。というと、大げさに聞こえるかもしれませんが、プレイヤー、開発、販売、メディア、いろいろな形でゲームに携わっている人たちが集まってゲームで遊びながら飲み食いできる場所を目指しています。おかげさまで今年の7月で40回を越え、ゲームイベントとしては異例の回数を重ねている老舗イベントとなりました。
ちなみに、ゲーマーズラウンジには、原則としてゲーム機やソフトは置いてありません。参加者が自分でモニターやハード、ソフトを持ち込んでくるBYOC(この場合は、Bring Your Own Console、ですね)スタイルを取っています。デスクトップPCやモニターを持ち運ぶのは厳しい、という方も、コンシューマ機や携帯ゲーム機ならば気軽に持ち運べますし、電源の心配もそれほどいりません。
時折、ゲームメーカーさんの新作ソフトのお披露目や、ゲームデバイスの展示もありますが、この場合も、皆さんは「参加者」ということで、場所代などもいただいておりません。「ゲーム」というキーワードでつながる人たちの場所として存在しているイベント、それがゲーマーズラウンジなのです。

俺んちでゲームやろうぜ、の延長線上にあるイベント、ともいえるかもしれません

ファミコンからiPadまで、様々なハードウェアが持ち込まれます。もちろん、カードゲームやボードゲームの持ち込みもアリ
カジュアルな楽しみ方も、ハードコアな楽しみ方も
ゲーマーズラウンジの魅力は、カジュアルな楽しみ方も、ハードコアな楽しみ方も、お客さん次第でどのようにもできる、というところにあります。
たとえば、カジュアルな楽しみ方、というところでは「みんなで遊んでみたいゲーム」の持ち込みがあります。ニンテンドーDSやPSPの多人数プレイが可能なゲームを持ってくる方もいますし、ボードゲームやカードゲームを持ってきてみんなでルールを覚えながらわいわいと遊んでいる方もいます。かと思えば、別のテーブルでは「スタークラフト2」のオンラインプレイをモリモリとプレイしていたり、「鉄拳」や「ブシドーブレード弐」のトーナメントが開催されたりと、ハードにゲームを楽しむプレイヤーたちの姿も見られます。
ご存じの通り、私はデジタルゲームを競技として捉える「e-sports」の啓蒙を日本で行っていますが、e-sportsだけが正しいゲームの遊び方だとは思っていません。
ゲームの楽しみ方は「遊ぶ」というのはもちろんのこと、コスプレのように、ゲームを「着る」楽しみ方や、ゲーム音楽を「聴く」、動画や実況などを「見る」、人によってはゲームを「買う」のが楽しみの人もいますよね。そういった多様性こそがゲームの魅力のひとつともいえるわけです。
競技志向が高く、勝敗がきっちりと分かれるe-sportsの世界の楽しさを日本のプレイヤーさんに伝えることも私の仕事の一つだと思っていますが、そもそも「ゲームを遊ぶのは楽しい」という初心を忘れることのないように、ゲーマーズラウンジを運営している、という側面もあります。
実のところ、ゲーマーズラウンジには様々なゲームタイトルのトッププレイヤーが集まっています。私の記憶が正しければ、過去に来場してくれた人々は、「Counter-Strike」、「Quake」、「UnrealTournament」、「Armored Core」、「鉄拳」、「motoGP」、「RainbowSix」、「RedStone」、「Dead or Alive」、「VirtuaFighter」などなど、いろんなタイトルのチャンピオンたちが遊びに来てくれました。皆さんも、特に優勝したゲームだけを黙々とプレイしているわけではなく、ご飯を食べながら、お酒を飲みながら、楽しくひとときを過ごしているようです。
ちなみに、「Guitar Hero 3」のパンアジアチャンピオンシップベスト8の人もいますが……その人お話を聞きたい、という方は会場に足を運んでみてくださいね。

過去に行われた「ブシドーブレード弐」トーナメントで優勝したのはCounter-Strikeでおなじみのnoppoさん

RTSゲームのトッププレイヤーの一人であるnemukeさんも、ノートPCを持ち込んでスタークラフト2をプレイしています
スタッフも、シェフも、バーテンダーもみんなゲーマー
ゲーマーズラウンジの特徴のひとつは、運営スタッフがみんなゲーマーであること。受付や運営のスタッフはもちろん、バーテンダーもシェフも、みんなゲームで知り合ったクランメンバーやゲーム仲間たちなのです。スタッフもお仕事が暇なときは、積極的にゲームを楽しんでいます。ちなみに、DJの一人は、様々なFPSゲームで活躍をされている「BRZRK」さん。普段のゲームプレイ同様、ノリノリでDJプレイをされています。
ゲーマーズラウンジでは、エロ・グロ系以外ならば、どんなゲームの持ち込みも、イベントの相談もOKです。オフ会の会場に悩んでいるクランリーダーさんや監事さんも、気軽に相談してください。

自分でモニターを持ってきてくれる方も結構いらっしゃいます。電源の確保の都合上、事前に持ち込み機器の相談をいただけるとありがたいです

毎回ナイスな選曲で場を沸かせるBRZRKさんのDJプレイを聞けるのは(いまのところ)ゲーマーズラウンジだけ!
毎月最終土曜日は、ゲーマーズラウンジの日。皆さんで遊びたいものを持ち込んでください!
次回のゲーマーズラウンジは、第42回目、9月25日に東京都目黒区の「cafe Shion」で行われます。
いろんなゲームの持ち込みをお待ちしています!
イベント情報
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開催日:2010年9月25日
開催時間:15:00 ~ 23:00
※深夜時間帯の18才未満の入場はできません
入場料:1,000円(1ドリンクチケット付)
会場:目黒区洗足「Cafe Shion」 東京都目黒区洗足2-6-15 洗足21ビル2F
地図はこちら (http://www.s-dogs.jp/glounge/access.html)
mixi:参加の表明はmixiのゲーマーズラウンジコミュニティでどうぞ。 (http://mixi.jp/view_community.pl?id=982112)
ハッシュタグ #glounge でゲーマーズラウンジ関連のつぶやきを見ることができます。
主催:株式会社グルーブシンク / team StrayDogs
協力 国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本
DJ:Takanori Izumi http://www.myspace.com/takanoriizumi
BRZRK
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このほかに、前日の9月24日は、ゲームイベントではありませんが、同じ会場で、某ゲームメーカーのサウンドチームの方をDJに迎えたカジュアルなDJイベントを行います。こちらも気軽に遊びに来て下さいね。

ゲーマーズラウンジホームページはこちら
http://www.s-dogs.jp/glounge/index.html
プロフィール
松井悠(まつい・ゆう)
株式会社グルーブシンク代表取締役。某対戦格闘ゲームで日本一になった後、ゲームイベントやクラブイベントの運営を多数行い、世界最大のe-sportsイベントWorld Cyber Gamesや、International E-sports Festivalの日本プロデューサーを務めた。日本におけるe-sportsの可能性を模索するため、IGDA日本デジタルゲーム競技研究会を発足。なお、自身も2003年より、オンラインゲームクラン「teamStrayDogs」を立ち上げ、現在も様々なゲームで活動を行っている。近著に「デジタルゲームの教科書」(ソフトバンククリエイティブ刊)。
相変わらず遊んでいるタイトルは「スーパーストリートファイターIV」でメインキャラクターはE本田さん。まもなく発売になる「Halo:Reach」と「ポケモン」の新作を待ちわびている。
■野良犬雑記
http://d.hatena.ne.jp/Y_Matsui/
■IGDA日本デジタルゲーム競技研究会
http://igdajapan-esports.blogspot.com/
■デジタルゲームの教科書
http://www.s-dogs.jp/dgame/index.html


























