
クランお悩み相談室:第13回「クランメンバーグッズを作ってみよう」

オンラインゲームにおけるクラン運営に関連するさまざまな悩みに答えていく「松井先生のクランお悩み相談室」。
様々なe-sportsイベントに携わり、自身もオンラインゲームのクランを運営している株式会社グルーブシンクの松井悠が皆さんのご相談にお答えしていきます。第13回目は、「クラングッズを作ってみよう」。
クランメンバーとおそろいのグッズを作ってみよう!
さて、このところ海外での大きなイベントがモリモリと開催されています。最近は、ストリーミング放送の敷居も下がってきたせいか、いろいろな大会の風景を現地に足を運ばずとも見られるのはうれしいですね。大会の風景を見ていると、おそろいのウェアやTシャツを着ているチームが多いことに気がつきます。そこで、今回は「クランでグッズを作ってみよう」と題して、さまざまなグッズの作り方や、コツなどをお伝えしていきましょう。

国際大会などでは、各チームでユニフォームをそろえてくることも多いです。モチベーションもあがりますし、なにより、格好イイですよね。
まずは定番、Tシャツを作ってみよう
この季節だとTシャツを作る、というのが一番手軽で、安価にできるクラングッズです。最近では、Webサイト上からのオーダーも簡単にできますし、ロゴのアップロードや、タイポグラフィ(文字列によるデザイン)にも対応しているサービスも最近では多くなってきました。
デザインや、色数(1色ならば安価に、フルカラーだとやや高価になります)、印刷方法、印刷する枚数によって値段は大きく変わってきます。
また、素材や生地感をはじめ、印刷の方法によっては、色落ちや印刷のハゲがでてくることもあります。ここらへんは、お店の方が詳しくしっていますので、いろいろと相談してみましょう。
ただし、作る際に気をつけてもらいたいことはゲームのロゴやキャラクターなどをはじめとした、「著作物を勝手に使用しない」ことです。
いくらゲームが好きだから、あるいはクラン結成のきっかけになったから、といってゲームのロゴやキャラクターを無許諾で使ってはいけません。もちろん、ゲームタイトルによっては使用許諾を出しているところもあります。著作物の二次利用については、Webサイトのよくあるお問い合わせや、利用規約に書いてあることもありますので、そちらもチェックしてみましょう。もし、記述がない場合は問い合わせフォームから使用目的を明確にしたうえで、相談してみるのもいいでしょう(もちろん、いきなり「Tシャツ作りたいんで画像ください」なんてぶしつけなメールは送らないように! 最低でも、自分の名前と連絡先と、作りたいと思った経緯を説明してから相談しましょうね)。
このほかにも、いろいろなグッズのオーダーが可能。
Tシャツだけではなく、最近では、キャップ、タオル、バッグ、USBメモリー、ストラップなど、さまざまなグッズを作ることができます。もし、クランメンバーが多く、様々な活動を行っていくようであれば、クランメンバー向けのノベルティグッズとして、リーダーさんや、幹部メンバーさんたちと相談して、そういうグッズを定期的に作ってみてもいいですね。この手のグッズを作るときは普段づかいもできる、さりげないデザインがオススメです。もし、あなたのクランが国際的に有名になったら、ちょっとしたレアグッズになるかもしれませんよ?

WCG2009のドイツ代表のユニフォーム。なんと、アディダスで全身をそろえています。さすがドイツ……。

過去に私が行った鉄騎大戦のイベント風景。上の二人のTシャツが、クランメンバー用のものです。
デザイナーさんに心当たりがあれば……
もし、デザイナーさんに心当たりがあれば、ロゴやグッズのデザインをお任せする、なんてこともできます。ちなみに、私たちのクランでは、「鉄騎大戦」というゲームで活動していたときに、そのゲームタイトルロゴを揮毫された書道家さんにお願いして、クランロゴを書いてもらったりもしました。
もちろん、プロの方にロゴをデザインしてもらうには、それなりにお金がかかりますが、クランメンバーのモチベーションも大幅にアップしますので、一度検討してみるのもいいでしょう。まれに、クラン内にデザイナーさんがいたりするところもありますが、その場合も、相手がプロであることを理解したうえで、きっちりとお礼についてお話をしておくことをオススメします。プロの方にタダで仕事をしてもらう、というのはあまり良いことではありませんから、ね。
現在、私のクランでは、イカしたプロダクツを制作されている、有限会社プロトタイプさん(http://www.proto-type.jp/)にお願いして、クランメンバー用のライダースジャケットのプランを練っています。予算が現在未定、という恐ろしい状態ではありますが、できあがるとかなりイイ具合になるのでは、とメンバーと盛り上がっているところです。ちなみに、このプロトタイプさんですが、ゲーマー向けのコックピットなどを作っていることでも知られています。もし「クラン用のゲーミングコックピットをメンバー数だけ作りたい!!」という方がいたらご紹介のページからプロトタイプさんへ是非ご連絡を。

ゲームイベントの開催をきっかけにつくっていただいたTシャツのデザイン。

有機物と無機物が絡み合ったワンオフデザインのレザージャケットです。こちらは、GIZMODEさんで記事にもなっていますので、見たことがある方も多いのでは。

プロトタイプさんのプロダクツがこちら。コックピットと、ヘッドセットを作られていました。
http://www.proto-type.jp/business/pr/index.html
目指すはコレ! ダーマポイント謹製「チャンピオンマウス」
そして、最後に紹介するのが、ダーマポイントが様々なトーナメントの優勝チームにプレゼントしている「チャンピオンマウス」や「チャンピオンキーボード」。等々力さんの突撃ブログにも写真がまとめられていますが、これこそが、クラングッズの最高峰といえるかもしれません。今度は、いつ、どのタイトルのトーナメントで制作されるのかは不明ですが、我こそは、と思う方はぜひともチャレンジしてもらいたいですね。

これらの写真の他にも、トーナメントの優勝チームに贈られたチャンピオンマウスが制作されています。詳しくは 突撃ブログ 等々力参上! チャンピオンマウスの紹介だ!の巻をチェック!!
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松井悠(まつい・ゆう)
株式会社グルーブシンク代表取締役。某対戦格闘ゲーム日本一になった後、ゲームイベントやクラブイベントの運営を多数行い、現在は世界最大のe-sportsイベントWorld Cyber Gamesや、International E-sports Festivalの日本プロデューサーを務める。日本におけるe-sportsの可能性を模索するため、IGDA日本デジタルゲーム競技研究会を発足した。なお、自身も2003年より、オンラインゲームクラン「teamStrayDogs」を立ち上げ、現在も様々なゲームで活動を行っている。
■野良犬雑記
http://d.hatena.ne.jp/Y_Matsui/
■IGDA日本デジタルゲーム競技研究会
http://igdajapan-esports.blogspot.com/



























