
進化し続ける月額無料オンラインFPSの老舗『War Rock』

『War Rock』は、テクモ株式会社とSeedC株式会社が共同運営するオンラインゲームポータルサイト『Lievo』で提供されている、月額無料オンラインFPSだ。
本作は、日本の月額無料オンラインFPSシーンを切り開いた、言わばパイオニア的なタイトルであり、2006年11月10日にクローズドベータが開始されて以降、その高いクオリティと様々な車両や兵器を使用・操縦できる自由度の高さ、プレイヤーを飽きさせない豊富なゲームモードによって、日本のオンラインFPS市場を開拓し牽引してきた古参中の古参だ。
今回は、11月20日にアップデートされた「大規模戦用新MAP追加」と「重火器兵用新銃器 “JAVELIN” 追加」の情報を含めて、『War Rock』の魅力について紹介しようと思う。
■ 月額無料なのに極めて満足度の高いオンラインFPS
先ず、過日アップデートされた内容を紹介する前に、『War Rock』がどのようなゲームなのかを、改めて説明しておきたい。
『War Rock』は、先述通り2006年11月10日にクローズドベータサービスを開始してから2年が経過した、月額無料オンラインFPSとしては最古参のタイトルの一つだ。
当時、これまでFPSと言うゲームジャンルに触れた事のなかったユーザーも、“月額無料”というサービスモデルが持つ敷居の低も助けて、本作でFPSデビューを果たした人も少なくないだろう。
そんなバックボーンがあるからして、本作が日本におけるFPSプレイヤー人口の増加を誘った事は想像に難くない。
無論、ゲームの中身においても様々な魅力を内包しており、ライトユーザーからヘビーユーザーまで楽しませる“仕掛け”が盛り込まれている。
本作の魅力について、軽く紹介したい。
▼ 多様なフィールドとゲームチャンネル、ゲームモードがプレイをマンネリ化させない
本作には、小規模戦、中規模戦、大規模戦の3種のゲームチャンネルと、各ゲームチャンネル別に用意された固有のフィールドが多数設けられている。更に、各フィールドの特性に合わせて、拠点を制圧して有利な状況を作る等して敵を殲滅する事を目的とした“コンクエスト”、時間内に所定位置に爆弾を仕掛ける“ミッション”、参加者全員が敵と言うバトルロワイアル形式で戦う“デスマッチ”の3種のゲームモードが割り当てられており(一部任意で選択可能)、要求される基本的なプレイヤースキルはそのままに、全く異なる戦術やプレイ感が楽しめるようになっている。
小規模戦は、コンクエストに固定されているフィールドと、ミッションとデスマッチから任意選択できるフィールドから成る、短期決戦型のゲームチャンネルだ。小規模戦の名が示す通り、どのフィールドも比較的小さめに作られており、必然敵との遭遇も頻繁になる。インスタントなバトルを楽しめるところが、小規模戦の魅力だろう。
小規模戦用フィールドとして、現在のところ11フィールド用意されている。
中規模戦は、一部大規模戦用と共有しているフィールドもある為フィールドの広さは比較的小さいものから大きいものまで様々だ。また、ゲームモードがコンクエストに固定されている為、1回のバトルは比較的長期になる。
中規模戦用フィールドとして、現在は13フィールド用意されている(一部大規模戦と共有)。
大規模戦では、制圧拠点が設置されたコンクエストがメインの広大な作戦範囲を有するフィールドが多い。フィールドが広大である為、敵との戦闘は制圧拠点を中心とした激戦区に集中しがちだが、敵の動静を観察しながら効果的に進軍する事で有効な結果が得られる、戦術性の極めて高いゲームチャンネルだ。また、様々な支援兵器を駆使して広大なフィールドを効率よく移動し攻撃支援を行う事ができ、通常の白兵戦中心の戦い方とは一味違う戦い方を求められる場面も多々ある。
大規模戦用フィールドとして、現在は11フィールド用意されている(一部中規模戦と共有)。
このように、フィールド、ゲームチャンネル、ゲームモードが豊富に用意されている事で様々な遊び方が可能となり、プレイ自体をマンネリ化させず、長く楽しむ事が出来るようになっている。
▼ 支援兵器の実装で深甚なゲーム性を実現
本作では、『BATTLE FIELD』シリーズに代表される、MAP上に設置された様々な兵器の使用が可能となっている。

MAP中に設置されている兵器には、機銃や対空砲等の固定武器は勿論の事、移動に便利なハンビーやトラック、バイク等がある。また陸戦兵器として装甲車や戦車、航空兵器として攻撃ヘリや戦闘機、ボートや攻撃艦などの海上兵器までもあり、大変充実したものになっている。

当然これらの兵器には固有の操作方法があり、簡単に扱える物から修練が必要となる難しい物まで、兵器の特性によって様々だ。特に、ヘリや戦闘機の操縦は難易度が高く、それ故に自在に扱えるレベルに達すると、喜びもひとしおだろう。
最終的には、これらの兵器を駆使して敵戦力にダメージを与え有利な戦局を創出する事が目的となる訳だが、「乗り物を乗りこなす」と言う、ゲームの主旨とは別問題の“喜び”も味わう事が出来る。
このように本作は、“FPS”というゲームジャンルが内包する様々な楽しさを“全て備えている”と言っても過言ではない。
▼ 個性豊かな5種の兵科
本作は、「工兵」、「衛生兵」、「偵察兵」、「戦闘兵」、「重火器兵」の5種の兵科があり、プレイヤーは状況に合わせて自由に選択することが出来る。通常のFPSと比して選択できる兵科が多いのも本作の特徴と言える。
念のため、簡単に各兵科の特徴を説明しておこう。
「工兵」は、ハンビーや戦車などフィールドに配置された兵器の修理が行える兵科だ。火力の強い武器は使用できないが、大規模戦などの攻撃支援兵器主体のフィールドでは、欠かす事が出来ない重要な兵科となる。
「衛生兵」は、治療キットを使って仲間の体力回復を行う事が出来る唯一の兵科だ。小規模戦などでは体力回復が行えないフィールドもあるので、衛生兵の存在は嫌が上でも非常に重要となる。また、自分自身の体力回復も行えるので、火力が弱い分体力にモノを言わせた戦い方が出来るのもメリットの一つだ。
「偵察兵」はメインウェポンがスナイパーライフルで、遠距離からの攻撃を得意とする兵科だ。勿論、サブウェポンでMP5K等のサブマシンガンも装備できるので、最低限の近距離戦もこなす事が出来る。
「戦闘兵」は、メインウェポンに中近距離の対人銃撃戦に有効な火力の高いアサルトライフルを装備でき、全てのゲームモード、フィールドで重宝される突撃志向の兵科だ。
「重火器兵」は、戦車や船舶、戦闘機等を相手に能力を発揮する兵科で、RPG-7やSTINGERなどの歩兵携行用のミサイル兵器をメインウェポンとして装備する事が出来る。偵察兵同様、サブウェポンとしてサブマシンガンを装備する事が出来るが、基本的には対人銃撃戦には向かない。
■ 大規模新MAP 「Disturm(ディスターム)」
今回新たに追加された大規模戦用MAPは、軍港の様な湾岸地域を戦場としたフィールドだ。
このフィールドは、陸・海・空全ての兵器を備えており、陸戦兵器のみならず、空からの攻撃、海からの攻撃にも対応しながらプレイする事が迫られる、緊張感のあるフィールド構成になっている。
また、離れ小島の制圧拠点には中型の攻撃艦があり、この艦に乗り組む事で対地・対空攻撃を行う事が出来ようになり、戦局掌握に必用な要件となっている。
各制圧拠点間の距離は比較的近く、また陸海空に強力な火力を持った兵器がある為、制圧したりされたりを頻繁に繰り返す展開の早いバトルになる。
陸地には多階層の建造物が点在し、障害となる構造物も多い為、遠距離を狙うスナイパーや移動兵器を狙う重火器兵が潜伏するのに適した地形を有している。
戦局に合わせて攻撃と守備の使い分け、チームが連携してプレイする事が攻略のキーになっていると言う点が、このフィールドの最大の特徴と言えよう。
■ 重火器兵用新銃器 『JAVELIN』
最後に、今回のMAP追加と併せて行われた重火器兵用新銃器『JAVELIN』の紹介をしておきたい。
JAVELINは、アメリカ軍が制式採用している歩兵携行式多目的ミサイルで、熱源探知式ロックオン機能を有した自律誘導型のミサイル兵器だ。
JAVELINの最大の特徴は、ミサイル発射後に一旦上空へ飛翔し上空から対象物を狙うというもので、射手と対象物の間に建造物等の障害物があっても、地形に影響されることなく上空から攻撃できる、と言う点が挙げられる。
本作でもこの特徴を再現しており、他の銃器とは全く違う軌跡を描き対象物へ向かっていく様が、非常に斬新で印象深く感じる事だろう。
ゲーム内におけるJAVELINの有効性だが、この特徴のお陰で、建造物の向こうに隠れている対象物に打撃を与える事が出来るため、大変重宝する。
難点は、ダメージ量が少ない点と、重量が非常に重い為、JAVELINをアクティブの状態にして移動するのがキツいという点だ。JAVELINを使用する場合は、使用する時だけアクティブにするか、あまり移動しない事を前提としておいたほうが良いだろう

さて、今回紹介した『War Rock』は如何だっただろうか。クローズドベータの開始から2年の月日が経過しているにも関わらず、全く色褪せていない事がお解かり頂けただろう。
FPSが持つ可能性と醍醐味をしっかりと押さえ、守ることなく常に攻めの姿勢でサービスの拡充を図り、今尚日本におけるFPSユーザーの増加を助長し続ける老舗コンテンツ。それが『War Rock』なのだ。
■関連URL WarRock公式サイト
http://warrock.jp/
Lievo公式サイト
http://www.lievo.jp/
Lievoフレンズ
http://friends.lievo.jp/
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