ヤルカ?ヤラレルカ?豪華客船で繰り広げられる心理戦『The Ship』

the ship

公海上を運行する豪華客船に謎の人物、ミスターXからの招待で乗り合わせた乗客たちを待ち受けていたものは、世にも恐ろしい殺人ゲームだった。

さて今回紹介する「The Ship」はやや古いタイトルながらAIMの腕を競うことよりも人間同士の高度な心理戦に重点をおいたタイトルだ。
銃を撃ちまくる普段のFPSゲームとは一味も二味も異なった異色のタイトル「The Ship」ちょっとリリースも古くプレイ人口もすくないタイトルだが、現在は手ごろな価格で仲間うちやクラン内で息抜きにプレイするにはもってこいのタイトルだ。

ルールは簡単。

ミスターXよりあなたへターゲットとなる乗客の名前を渡される。しかし情報は名前のみでターゲットの容姿などは不明だ。あなたは、時折しらされるターゲットの行動パターンや他の乗客への聞き込みを続け、誰にも見られずターゲットをひっそりと倒せば成功だ。
成功すれば、武器に応じて報奨金が支払われるので、一番賞金を獲得したプレイヤーが勝利する。
だが、忘れてはいけない他の乗客もあなたを倒すべく付け狙っていることを・・・。

ミスターX
このへんてこなおっさんがミスターXだ、とにかくとんでもない金持ちで道楽として殺し合いを楽しんでいるとか。

個性的な乗客
一回みたら忘れられない個性的な乗客だが、中には紛らわしいのもいるぞ!

百聞は一見にしかず、まずはプレイの内容をごらんいただこう。

情報
画面、左上が自分、現在の持ち金など最小限の情報が示されている。対して画面右下のインジケータが今回のターゲットだ。
スタート直後は、武器をもっていないので、まずは武器の調達だ。Mキーを押すと武器による報奨金のランクを調べられる。使用した武器に応じて賞金額があがるので船内各所に隠された武器をさがしだそう。

今回の一番賞金は照明弾、だが時々賞金額は変わるのでこまめにチェックしよう。

賞金額
だれが日本刀なんて持ち込んだのだ?!

キャビネット
とりあえずはスタート地点のキャビネットを探してみる。

マレット
賞金額は低いがとりあえず、今回はクロケット用のマレットで勝負だ!

ターゲット
最初、ターゲットは場所だけで顔はわからないぞ!

当初ターゲット情報は名前と最後にいた場所だけで、どんな顔をしているのかは、聞き込みを続けるか時折更新される場所情報から推察するしかないぞ。
さあ、聞き込みを開始だ。

情報によると今回のターゲットの名前は“Doris M,pomerantz”で最後にいた場所はデッキCのハウス・オブ・アッシャーとある。名前がDorisということは女性か?
まずはデッキCにいって情報収集だ。

デッキC
しばらくすると位置情報がデッキCの廊下にかわった。文字色が赤から青に変わる前に廊下に直行だ。

デッキCの廊下
デッキCの廊下に到着するとそこには、一人の女性が倒れていた。

“D.M.pomerantz”
“D.M.pomerantz”の文字が・・・。彼女が殺人の犯人か? 彼女は近くにいるぞ!

“D.M.pomerantz”
“Doris M,pomerantz”はこんな顔だった。探せ!

発見
とうとう発見!だがここで事を運ぶには人目につきすぎる。ばれないようにこっそり後をつけよう

チャンス到来 この廊下の角をまがればチャンス到来だ!

攻撃
回りをみて誰もいないことを確認したら、おもむろにマレットをとりだし攻撃しよう。

見事成功!やった見事成功!

だが油断してはいけない自分も狙われているのだ。
成功したあとは、この死体から衣類をうばって変装だ。

衣装変装2
これならぱっと見、追っ手を欺けるだろう。
あとは制限時間がくるまで追っ手から逃れれば1ゲーム終了だ。

以上で一連の流れはつかんでいただけたかと思うがここでざっとおさらいをしておこう。

武器は現地調達

船内のいたるところに隠されているがフライパンは調理場、外科用メスは医務室などたいていお決まりの場所にある。よくマップを把握しよう。

聞き込みは慎重に・・

あまりあちこち聞いて回ると、相手の名前を聞く代わりに、こちらも顔と名前が敵にばれてしまう恐れがある。ほどほどにしよう。

ターゲットが判明したら慎重に・・。

いくらターゲットがわかったからといって、相手の後をしつこく追いかけたり、遠くからチラチラ見たりしたら狙っていることはバレバレだ。

決行時は回りの目に気をつけよう。

ガードマンや監視カメラ、客船の乗務員の見ている前で武器をとりだすと即御用で、船内の留置場行きだ。
捕まれば時間をロスするだけでなく罰金もとられるぞ。人目のいない場所で決行しよう。

ガードマン
ガードマンが見ている場所では殺人はおろか武器を取り出すだけでも逮捕されるぞ!

もし君の持ち金に余裕があればガードマンを買収しよう。事と次第によっては、彼らは見てみぬフリをきめこんでくるぞ。

罰金
逮捕されれば所持していた武器に応じて罰金が科せられる。まずは逮捕されないように振る舞おう。

ゲームを面白くする要素“ニーズ”

このゲームをさらに魅力的にしているのが“ニーズ”と呼ばれる一連のキャラクターの欲求だ。
プレイヤーキャラクターは、動作をするごとに“眠くなる”、“喉が乾く”などの欲求がたまってくる。

画面左に各ニーズが表示される。画面左に各ニーズが表示される。食事だけでなく読書や会話も必要だ。

ちょっと汚い話だが尿意や便意などの欲求は死ぬことはないが、喉が渇いたり空腹感などの欲求は最終的には飢え死にしたり干からびて砂になって死んでしまったりするので注意が必要だ。

そのためプレイヤーはキャラクターのニーズを満たさなければいけない訳だが、走ると眠くなる、飲み物や食事を取ればトイレに行きたくなる。
トイレにいけば手を洗いたくなるなど一連の行動がつながっているのでよく観察していればターゲットの次の行動が読みやすくなるだろう。トイレなどは個室なのでターゲットを捉える絶好のチャンスだ。見逃すな!


喉が渇いたら自販機で飲み物を買おう。


寝ている間は全くの無防備だ。狙われないよう場所に気をつけて寝よう。

工夫しだいで多彩な戦術が

ガードマンが見ているからと安全地帯で安心しているターゲットを遠距離から銃で狙うゴルゴ並の高等テクニックや人前で武器に見えない傘やステッキを武器にするなど。
プレイヤーの工夫次第で人間同士の心理戦に加え様々な戦術が取れるのもこのゲームの特徴だ。

関係ないプレイヤーを思いっきりストーキングして混乱させる高等戦術など何でもありな、このthe shipsの世界を楽しもう!


たとえ雨が降っていなくとも傘なら公共の場所で持ち出しても不自然じゃないぞ!

The Shipの購入について

パッケージ版も販売されているがやや、発売も古く、価格もこなれているため現在ならSTEAMを通じてのダウンロード販売のほうが入手しやすいだろう。
もとは海外版のみであったが、有志による日本語版のあまりのできのよさに有志作製の日本語テキストが製品版に同梱されるという珍しい経緯をもったタイトルであることから、STEAMでの購入でも問題無く日本語でプレイ可能だ。

Steamって何?と言われる方はこちらへ
http://www.steampowered.com/steamtour/?l=japanese

システム要件

最低要件:1.8 GHz 以上のプロセッサ、512MB 以上の RAM、DirectX 8 レベルのグラフィックカード(1024x768)、Windows 2000/XP/ME/98、マウス、キーボード、インターネット接続、DirectX 9.0c

推奨要件:2.8 GHz 以上のプロセッサ、1024MB 以上の RAM、DirectX 9 対応のグラフィックカード(1024x768)、Windows 2000/XP/ME/98、マウス、キーボード、インターネット接続、DirectX 9.0c

関連URL

The Ship 公式サイト
http://www.theshiponline.com/index.php