Crysis

Crysisとは
CrysisはドイツのCrytek社が開発した近未来を舞台としたFPSゲームである。2007年11月29日に完全日本語版が発売された。タイトルを見て分かる通り、"Crysis"は英語で「危機」を意味する"Crisis"に似ているが、"Crisis"と会社名の"Crytek"を交ぜたものである。
ストーリー

時は2019年、フィリピン海に浮かぶ孤島で見つかった古代遺跡を調査していた米国研究員が北朝鮮軍に突如拉致された。彼らを救出すべく結成・派遣された米軍特殊部隊「ラプターチーム」は、待ち受ける北朝鮮軍、そして島に存在する「何か」に襲われるという”危機”を背後にストーリーは進行してゆく。
シングルプレイではラプターチームの一人、ノーマッドの視点で物語は進行していく。
CryENGINE 2.0

CrysisにはCrytek社が自信を持って開発した自社製ゲームエンジン「CryENGINE 2.0」が搭載されている。この次世代エンジンによって描かれる、砂利や光の屈折などの細部にわたって緻密に演出される「描写」、家屋の崩壊や葉の揺れ具合など精巧でかつ忠実な反応を見せる「物理エフェクト」、個々の兵士が独立して行動し、プレイヤーにさらに深い思考を要求するようになった「AI性能」など、誰もが称賛を送ることの間違いない追求されたリアリティが特徴だ。まさに"次世代型FPSゲーム"と言えるだろう。
NANOスーツ

主人公の居るラプターチームはNANOスーツと呼ばれる身体能力を高めることができるスーツを身にまとっている。このNANOスーツは以下の四種類のモードを持っており、プレイヤーはそのモードを臨機応変で使い分けて行かなければならない。
- マキシマム・ストレングス(筋力)
- マキシマム・スピード(敏捷性)
- マキシマム・アーマー(防御力)
- クローク(光学迷彩、ステルス能力)
また、これらの能力を利用している間、エネルギーが消費されてゆく。エネルギーが尽きると同時に特殊能力は強制解除され、難易度が格段に上がる。ヘルスとエネルギーは自動回復するものの、エネルギーが尽きるまでの間にどういった行動をとるのかあらかじめよく考えておく必要があるようだ。
バラエティに富んだ戦術

前の項にも述べたように、CryENGINE 2.0によって描かれた世界は実にリアルで、敵もフィールド上をよく動く。敵の兵士一人を撃とうものなら、応援を呼んだり物陰に隠れるなどして、一人を倒すのに手間どっている間に多くの敵兵が到着することも少なくない。
また、Crysisには回復手段であるヘルスパックなどは置かれていないため、プレイヤーはライフ、弾薬の消費を抑える思考が求められる。そのひとつには存在を悟られないようにクローク能力などを駆使し敵に近づき、麻酔銃で応援を呼ぶことのないまま無力化する。フィールドの多くは密林で占められているので、こういった機会は多くあるだろう。

さらに、水上を通って目標地点へと到着するといった、敵との遭遇機会から減らす手段まである。Crysisは孤島を舞台としているため、海岸での戦闘も多い。船着場であればモーターボートを奪取し、海上に出る事ができる。もちろん海上には敵ボートが多く哨戒しており、これらの十字砲火を潜り抜けての熾烈な戦闘となることを覚悟しなければならない。
作品中の武器の種類は、序盤こそサブマシンガンやピストルがメインだが、プレイを通してスナイパーライフルやグレネードランチャー、果ては垂直離発着機・VTOLに乗る展開までと、実に多様な兵器を扱うことになる。そしてなにより、それら兵器が魅せるハイグラフィックの演出を楽しむことができる。





